楽天市場 SKUプロジェクト 新SEO対策について知らないとアクセスが激減します

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この記事は約4分で読めます。

今日の内容は
SKUプロジェクトについてです。

・SKUプロジェクトって何?
・ストア側は何をすればいいの?
・SEO対策はどうなるの?

と気になっている人もいると思うので
今回お話ししたいと思います。

SKUプロジェクトについて
気付いていない人もいると思い、
今回記事にしました。

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SKUプロジェクトの目的

結論を言いますと、
SKUプロジェクトはお客さんが
商品を探しやすくするために
検索結果を改善するのを
目的にしています。

お客さんの楽天市場に対する
改善要望の1つ、
「商品の探しやすさ」
というのがあります。

現在の楽天市場は、
ほしい商品をすぐに見つけることが
できない仕組みになっているので、
この問題を解消するために、
SKUプロジェクトで改善をします。

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商品が探しにくい理由

現状楽天のSEO対策は商品名や
商品説明文にキーワードを入れて
検索にヒットするような
しくみになっています。

みなさんもやっていると思いますが、
検索でヒットするために
商品説明欄に「関連キーワード」を
入れて商品説明を入力しています。

商品の魅力を伝えるために
関連キーワードなどを入れて
商品説明をしっかり書くことで
お客さん側にはわかりやすく
売上アップに繋がる部分があります。

しかし商品説明欄の
関連キーワードにより、
探している商品とは別の商品が
出てくるので商品が探しにくい
というマイナスな面もあります。

楽天のSEO対策はテキストに強く
依存しているので、このようなことが
起こってしまいます。

たとえば

■商品名
「きのこの山」5個セット

■商品説明
あなたは「きのこの山」派?
それとも「たけのこの里」派?
たけのこの里が5個セットで
お買い得価格です!

きのこの山が欲しくて
「きのこの山」というキーワードで
検索した場合、
商品説明欄に「きのこの山」と
書いてある
たけのこの里が検索結果に現れて
目的の商品を、
見つけにくくなっているのが
現状です。

SKUプロジェクトはこの問題を
解消するために、
検索ロジックの変更を行います。

ちなみに僕はたけのこ派ですw

何と言ってもサクサク感が…

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商品属性の登録が必要

まず最初に、SKUプロジェクトでは
「商品属性」の登録が必須になり、
登録をしないと検索からの
アクセスが激減します。

商品属性とは何ぞや?となるので、
まずSKUについて
お話ししたいと思います。

そもそもSKUとは何なのか?

1つの商品ページに複数の
カラーやサイズを
設定していたら、
それは在庫管理をする場合の
最小単位になります。

わかりやすいのが衣類です。
・Tシャツ 赤 サイズはS/M/L
・Tシャツ 青 サイズはS/M/L
・Tシャツ 黄 サイズはS/M/L

この場合、
カラーが3種類で
サイズが3種類なので
3×3で9SKUになります。

出品ページに書いてある
サイズ&カラー表を見れば
わかりやすいですね。

3色展開のTシャツを出品していたら
3色展開に対してタグIDを
設定ています。

SKUプロジェクトでは
3色展開のTシャツの
それぞれのカラーに対して
「商品属性」というのを
登録する必要があり、
これが非常に面倒です。

バリエーションの数だけ
商品属性の登録が必要になります。

現状は「タグID」で数字を入力
していますが、
このSKUプロジェクトでは
タグIDが商品属性になり、
ブランドやカラー、サイズなどを
全て手入力する必要があります。

現状タグIDは登録しなくても
出品できます。

これからはSKUごとに
それぞれ「必須項目」が設けられ、
それに登録しないと出品すら
できなくなります。

必須項目とは別に「任意項目」も
設けられます。

任意項目には
・ナビゲーション用任意項目
・商品ページ用任意項目
があります。

とくに「ナビゲーション任意項目」を
しっかり登録しないと検索で
商品が見つけられにくくなります。

ライバル店が任意項目を登録してて
自分の店ができていない、
これだけでアクセスに大きな差が
ついてしまいます。

カテゴリによって登録内容が違うので
詳しくは担当者に
「属性定義書」について
問い合わせてみてください。

検索ロジック

キーワード検索をした場合、
商品名や商品説明に含まれている
キーワードが対象になっています。

今後は商品属性に入力されている
情報もキーワードの対象になります。

たとえばコーラで検索した場合、
VOXの炭酸水が検索結果に
出てきてしまいます。

商品属性を
・メーカー:コカコーラ
・ブランド名:コカコーラゼロ
・原材料:〇〇〇〇
・総容量:〇〇〇〇
・容器の形状:〇〇〇〇
・原産国:〇〇〇〇

といったようにしっかり
登録することにより、
お客さんが探している商品が
ちゃんと検索結果に
出てくるようになります。

つまり登録している商品属性も
検索キーワードの対象になります。

さいごに

SKUプロジェクトによって
検索ロジックが変更されます。

来年4月までに検索ロジックや
商品ページの商品仕様の表示など、
変更されるので、
移行時期やその他詳しくは
担当者に問い合わせてみてください。