出戻り転職 退職した会社へ再就職は実際どうだったのか?ネット通販会社

会社
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私はネット通販運営の仕事を
15年以上しています。

転職回数は欧米並みで
10回以上あり、
様々なネット通販会社で
店舗運営をしてきました。

ですので視野はかなり広いです。

私は「出戻り転職」
何度か経験しています。

辞めた会社でもう一度働く、
これは実際どうなのか?

結論から言いますと、
あくまで私の場合ですが、
以前より良い条件を提示しても
即戦力になるので大歓迎
され、
再入社ができます。

私は実績がありスキルがあるので、
再入社してもある程度のワガママ
通ってしまいます(笑)

再入社しても経営者の価値観
変わらないので、
結局苦しめられることになり、
長続きしないこともあります。

今日は私が出戻り転職で
体験したことをお話しします。

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会社A

私が最初この会社を辞めた理由は、
アルバイトからの社員登用に
なりました。

しかし、
・社会保険に加入できない
・有給が年4日
・休んだ分は休日出勤

といろいろおかしかったので
この会社を辞めました。

雇用契約書や労働条件通知書、
就業規則もありませんでした。

残業代ももちろんないのですが
私は定時にピッタリ変えるタイプ
なので特に問題ありませんでした。

私はこの会社の即戦力だったので、
この会社を辞めて
次の新しい会社で働いているときも
「しばらく土日に仕事の
引き継ぎに来てほしい」
と言われて、
経営者と連絡を取っていました。

そして次の会社での出来事、
経営者がボーナスの金額を
騙しました。

・ボーナス150万を4人に振り分ける
・実績の多い人は取り分が多い

と経営者は私含め社員4人の前で
ボーナスの金額について話しました。

私はこの会社でも
ぶっちぎりで実績を作りました。

ですが振り込まれたボーナス額は
たったの10万円でした。

そしてなんと、
ほかの社員も10万円でした。

こういことがあり、
以前働いていた会社の経営者に
ボーナス額を騙されたことを
相談したら…。

「ウチに戻ってくるか?」

という話になり、
私は前の職場に戻りました。

自分の月給を手取りで
これだけください
と提示し、
社会保険も加入の条件を出し、
再入社しました。

何か月か働いたのち、
「住民税手取りからひいとくわ」
と経営者から連絡があり、
手取りが減りました。

「ゴメン、住民税会社負担になった」

手取りが更に減りました。

就業規則を作るように
経営者に話したことがありますが、
1年後にやっと就業規則をつくり、
それがたったA4の紙枚で作れらた
会社に都合のいいことしか
書いていない就業規則
でした。

この就業規則を持って
弁護士に相談に行ったところ
「お粗末な就業規則」
言っていました。

私はこの会社を辞める3か月前くらい
経営者と私との間で
いろいろ意見が
合わなくなりました。

そしてだんだんと
居心地が悪くなってきました。

私はこの頃から
自分で稼ぐことに目覚めだし、
読書をしたり、
格上の人から稼ぐための思考を
学んだり、毎日1時間以上
勉強していました。

この頃、私は副業で
この会社からの給料以上に
稼いでいました。

ちなみにこの経営者は
雇われ経営者です。

私が経営者に
「おはようございます」
と挨拶をしても
無視するようになりました。

実はこれパワハラになります。

最後の最後、
この会社は倒産しました。

もちろん私は倒産前に退職しました。

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会社B

この会社は前項でお話しした、
ボーナスを騙した会社です。

私はこの経営者は
あまり好きではありませんでした。

しかしなぜこの会社に
再就職しようと思ったのか?

この会社は私が辞めた後に、
フレックスタイム制の
会社
になっていていました。

私はYouTubeやブログ、
レンタルスペースなど、
自分のために稼ぐことを考えており、
このフレックスタイム制が
私にとって都合が良かったので、
自分の条件を提示して
再入社しました。

自分の条件(手取り額など)で、
フレックスタイム制で
ネット仕事ができる。

ここまでの条件で働ける会社って
なかなかありません。

しかも家から
そんなに遠くありません。

経営者が私を採用したのも
私が即戦力になるからです。

社会保険に加入できるということは
癌の妻がいるので
保険料を安くすることもできます。

社会保険に加入すれば
副業でどんなに稼いでも
保険料は高くならない
という
メリットもあります。

朝7時に出社して15時半に退社、
家に帰ってYouTubeや
ブログの更新をしていました。

自分の時間が十分にとれる
このメリットは私にとって
大きかったです。

しかしコアタイムがないのに
16時からの会議に参加してくれと
言われたことがあります。

いやいや、フレックスタイム制で
コアタイムが無いのは大問題
で、
朝7時から出社していい条件で
再入社したのに、
私が2時間もある無駄に長い会議
時間を合わせて参加すると
かおかしいでしょ?という話です。

私のひとつ前に入社した
50歳OVERの名ばかり部長
私のプライベートにまで絡まれて、
険悪な関係になり、
人間関係でも苦しみました。

言葉は悪いですが、
「老害」というやつです。

細かいことは今回割愛します。

ある日経営者からの間違った指示が
私の所へきました。

しかしその仕事は
私の「専門分野」であり、
専門外の経営者からとやかく言われ、
間違った指示を出されると、
嫌でも従うしかありません。

明らかにやっても無意味なこと。

私はデザインがメインの仕事であり、
商品ページを作ることができます。

しかし経営者から
「今日中終わらせて」など
デザインを量産できると
思われていることも苦痛でした。

薄利多売思考の会社なので
従業員の負担がかなり大きく、
社内の空気がかなり悪く、
愚痴や悪口を耳にすることも
ありました。

全員疲れ切った顔をしていました。

前向きに生きている私にとって
とてもしんどかったです。

こういう色々なことが苦痛になり、
最後退職することにしました。

この会社に再入社したのですが、
以前とはかなり違った職場
なっていました。

とても居心地が悪かったです。

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さいごに

あくまで私の場合ですが、
いちど辞めた会社への再就職は
結局また辞めることになります。

私はとことんサラリーマンに
向いていないタイプなので
なおさらです。

退職してももう一度再就職できる
というこは経営者側からすると
言葉悪く言えば
「便利」だから採用されるんです。

じゃないと雇いません。

会社は
「気分よく働ける職場」
「この経営者にならついていける」

といった会社であるべきで、
こういった会社が
生き残っていくんだなと思います。

ということで今日は
出戻り転職についてお話ししました。